フルーツ断食の実践
いよいよ3~4日目の断食期に突入です。それでも大袈裟に考えることはなく、フルーツを何回食べるというような規則もありません。好きに食べればいいのです。
ただし午前中は1種類だけのフルーツにした方が効果的です。それはフルーツに含まれる複数の酵素が反発し合うのを避けるためで、そうすると効果が薄れるからです。
また、体内の排泄と浄化が高まるのが午前中ということで、酵素パワーを最大限に活用させるために1種類のフルーツにしましょう。
基本的には1日3回をベースに間食をはさめば、断食のリズムがとりやすいはずです。固形で食べれば食べ応えがあっていいのですが、実はジュースにした方が消化吸収するのにエネルギー少なくて済むので断食効果がアップします。
あとは普段通りの生活でOKなのですが、あまり体に負担のかかるような激しい運動は避けておいた方が賢明です。
アフターフォローとなるのが5日目でいわゆる復食期です。ここで避けたいのは、脂質や糖質の多い食品、乳製品、小麦加工品、カフェインなどの体に吸収されにくい食品です。一応断食の直後ですから、ごはんなどの主食を摂るのは胃にはちょっとヘビーです。ここではフルーツにスープ程度にしておいてください。夜になったら炭水化物もOKです。
ただしここでも、おかゆ、雑炊、日本そばあたりの消化のいいものがお勧めです。
こうした回復食が進めていき、次第に豆腐や卵などのたんぱく質も摂っていくようにしてください。最後になりますが、これぐれも無理は禁物で、断食中に具合が悪くなったらすぐに中断することも大切です。